初版2019年
2024/2/25
2020年本屋大賞翻訳小説部門1位ということで読んでみました。
まず、当然ですが自分のことは棚に置いて書きます。
ワールドカップ見ながら選手を批判するように。
「一番売りたい本」と帯にありましたが、個人的にはそこまでではなかったです。面白いには違いないのですが、期待が高すぎたのだと思います。
私は通勤時間で読書していますが、少なくとも、続きが気になって乗り過ごすとか、感動して泣くとか、とういうのは無かったです。
淡々と「1章読んだから続きは明日にするか」といった感じです。
主人公は感情が無いのですが、それ故に主人公の気持ちがイメージしにくい点も影響しているのかもしれません。
韓国文化に興味のある方はより楽しめるかと思います。
韓国では公務員がすごく人気らしいです。そういった細かいこちらから見ると豆知識のようなものもあり、気づきになります。