2024-01-01から1年間の記事一覧

人は、なぜ他人を許せないのか? 著:中野信子 出版:アスコム

2020年1月初版 自分には該当しないと考えているが、なぜ炎上なるモノが発生するのか意味が良く分からなかったため読んでみました。 一応、頭から最後まで読んでみましたが、自分事ではないせいかほぼ何も入ってこなかったです。他に読みたい本があれば損切(…

お金の減らし方 著:森博嗣 SB新書

2020年4月初版 リベ大で紹介されていたこともあり、新たな知見が得られるかと読んでみました。 興味深かったです。 著者は世間とは違う価値観をもっており、その考え方が参考になりました。 お金は価値を引き出す道具であり、お金そのものは無価値である。 …

変な家 著:雨穴  飛鳥新社

文庫版 2024年1月初版 2024年の年間ベストセラーとのこと、読んでみました。 途中まで謎解きの要素もあり興味深く読めましたが、中盤からオカルト的?な話になります。 読んでいて爽快感はもちろんなく、若干の気持ちの悪さが残る本ですが、それが人気の秘密…

モンスター 著:百田尚樹 幻冬舎文庫

初版2012年4月 大学時代、友人とこんな話をしたことがある。 一番得なのは、顔の良い女性。一番つらいのは、ブスの女性。 男性は顔だけではなく収入とか評価される点があるが、女性は顔の比重が高い。 一言でいうと、この本は顔の良くない女性が非常につらい…

漫画版 論語と算盤 著:近藤たかし 講談社

2019年9月初版 漫画はこれまで本ブログに書いてこなかったですが、読書記録の一つとして。 短時間で渋沢栄一のことを勉強するには最適の本だと思います。 これまでの活躍が書かれております。 このような偉人の伝記を読むと、「運の良さ」だなぁと思うわけで…

メンタルダウンで地獄を見た元エリート幹部自衛官が語る この世を生き抜く最強の技術 著:わび  ダイヤモンド社

2022年1月初版 昨年読みましたが、2回目の読書です。 著者と自分と重なる点を感じて、自分にとっては本当に共感できる本です。 私もエリートだと勘違いしていた時もありますし、転職もしてますし。 ただ著者と大きく違うところは、著者は本書が出版時点で外…

横浜大戦争 著:蜂須賀敬明 文藝春秋

2017年6月初版 横浜市には18の区があるが、それぞれの土地神が横浜No1の座をかけて戦う話。そのなかでの様々な人間?模様が書かれております。 本書を楽しむためには、横浜市のことを良く知っている必要があります。 タイトルからも分かる通り、横浜市民のた…

もしも徳川家康が総理大臣になったら 著:眞邊 明人 サンマーク出版

2021年3月初版 2024年に映画化されて書店で興味をもったので買いました。 過去の英傑たちが現代のテクノロジーで蘇り、コロナ対応のための内閣を組閣した・・・という話です。 面白かったです。少しだけ歴史の勉強にもなります。 過去の偉人は現代の政治を見…

臆病者のための株入門 著:橘玲 文春新書

初版2006年4月 これが18年前に出版されたのか・・・と感心しました。 もちろん、2024年現在と証券会社のサービスなど異なることは多いですが、現在の株投資関連の本と比較しても劣るところのない良書だと感じました。 本書で印象に残っている言葉は、「株は…

臆病者のための裁判入門 著:橘玲 文藝春秋

2012年初版 民事裁判の始め方とそこでの体験談です。 裁判といっても恐れるものではなく、手続きに沿ってやっていく作業のように感じました。あと、本書のケースの場合はひどく時間がかかっていますが、数十万円などの少額の場合は特殊なケースを除いて通常…

とにかく休め! ー休む罪悪感が吹き飛ぶ神メッセージ88 著:Testosterone きずな出版

初版2024年2月 休む方法ではなく、休むためのマインドについて記載された本です。 休むことは「当たり前のこと」である。 そのための考え方が書かれています。 ただ、有休をとると理由を聞いてくる上司やネチネチしてくる人もいると思います。 繁忙期等の忙…

とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?  著:下園壮太 出版:サンマーク出版

初版:2021年9月 良書でした。 休むことの重要性が分かりやすく書いてあります。 私も過去にメンタル的に辛いときに、メンタル相談を受けたことがあるのですが、カウンセラーの方の対応が期待外れで初回で終わりました。時間の無駄だと感じ、2回目はいきませ…

タピオカ屋はどこへいったのか? 商売の始め方と儲け方がわかるビジネスのカラクリ 著:菅原由一 出版社 ‏ : KADOKAWA

初版 ‏ : 2024年2月 著者のyoutubeチャンネルの話が面白かったので、書籍購入してみました。 個人事業主や中小企業のオーナー(もしくはこれらを目指している人)向けの本ですが、普通のサラリーマンも面白く読めると思います。 ただ、視点は経営者向けです…

岡田斗司夫ゼミのサイコパス人生相談 著:岡田斗司夫 出版:インプレス

初版2022年7月 Youtubeで見ていて面白い考え方だったので、書籍で読んでみました。 ただ、Youtubeの内容とほぼ同じであるため、新たな発見のようなものはありませんでした。動画を見ていた人は、本を買う必要はないかなと思います。 以下、動画を見ていない…

がん闘病日記 著:森永卓郎 三五館シンンャ

2024年6月発売 購入のきっかけは、著者の「書いてはいけない」が面白かったことと、本書の表紙に「お金よりずっと大切なこと」という文言に興味をもったことです。 結論、非常に面白い本でした。 がんを宣告されてから現在までの闘病生活の他、これまでどの…

「静かな人」の戦略書──騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法 著ジル・チャン ダイヤモンド社

初版:2022年6月 正直、個人としては得るものはあまり無かった気がしますが、価値ある本だと思いました。 前半の半分くらいは一文一文読みましたが、後半は要所要所の飛ばし読みました。 面白いか否かで問われれば、私としては面白くはなかったです。 本書を…

子持ち様に対して不満のある方々へ

子持ち様に対して不満のある方々へ その不満が少しでも和らぐことを願って記載します。 子持ち様に対する不満・子どもの体調不良で急遽休みを取る。(それを悪いと思っていない)・子どもの保育園等の送迎で残業をしない。(それを悪いと思っていない)・(…

書いてはいけない――日本経済墜落の真相 著者:森永卓郎 出版: 三五館シンシャ

初版2024年 本書は (1)ジャニーズの性加害(2)財務省の財政緊縮(3)日本航空123便の墜落事件これらについて、書かれています。 メディアや関係者(権力者)は事実を知っていながら保身のために真実を隠ぺいしている。ジャニーズの時のように一部の…

真相をお話しします 著:結城真一郎 新潮社

初版2022年 2024/7/19 1篇1時間ほどで読める短いお話が5篇入っています。 どれも面白いです。 短い話であるがゆえに伏線が目立ちやすくなっていますが、それが結末を予測する推理ものの側面を含み、良い感じになっています。 通勤、通学中などにお勧めです。…

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 著:東野圭吾 光文社 

2020年初版 主人公は謎の多い元マジシャンです。 地方の温泉観光地で殺人事件があり、被害者の弟であるそのマジシャンが事件を解決していく話です。 主人公は、無礼でお金に対する執着が強く、恐らく私は親しくなれないタイプの人間ですが、離れたところから…

「手紙屋」 蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙 著者:喜多川泰 出版: ディスカヴァー・トゥエンティワン

初版2007年 2024/3/27 手紙屋(就職活動版)が面白かったため、読んでみました。 何のために勉強をするのか・・・誰もが思ったことがあると思います。本書はこの疑問に対して手紙屋の考えが書かれています。受験生はもちろんのこと、社会人にも世代を問わず…

「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣 著:喜多川泰 総合法令出版

2008年初版 2024/3/24 福の神に憑りつかれた、街の小さな書店の店長の話です。 様々な困難を乗り越え、自分の目指す姿に近づいていくお話です。 本書には、有名作家として著者(喜多川泰さん)が恐らく本人役で出てきます。 かなり良いポジションで出てきま…

「手紙屋」 ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~ 著者:喜多川泰 出版: ディスカヴァー・トゥエンティワン

初版2007年 2024/3/21 恐らく多くの大学生は、何の指針もなく就職活動をしていると思います。それは、名前を聞いたことがある企業だからとか、先輩が就職した企業だからとか。 本書は就職する会社を選ぶ際の一つの考え方になるとても優良な本だと思います。…

運転者 未来を変える過去からの使者 著者:喜多川泰 出版: ディスカヴァー・トゥエンティワン

初版2019年 2024/3/15 私は、世の中はほとんどが運の良さで決まると思っていました。住んでいる場所、生きている時代、家庭の経済状況、健康、遺伝的な素養、出会う人などなど、ほとんどすべての事柄が運次第です。そして、運とは天から降ってくるようなラン…

技術士二次試験(上下水道部門)合格(2023年度)

2023年度の技術士二次試験(上下水道部門)に合格しました。受験される方への参考用に記載します。 状況・平成**年度に技術士(機械部門)に3回目の受験で合格(1回目口頭試験不合格、2回目筆記試験不合格、3回目合格)・令和5年度に技術士(上下水道部門…

成瀬は信じた道をいく 著者:宮島未奈 出版:  新潮社

初版2024年 2024/3/12 前作の「成瀬は天下を取りにいく」が面白かったため、購入。基本的に本は中古で購入していましたが、人気作で新しい本であったことから、手ごろな価格で入手できなかったため書店で購入。 今回は、成瀬の高校3年生から大学1年生までの…

JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則 ニック・マジューリ著 ダイヤモンド社

2023年発売 2024/3/8 投資信託を長期で買い続けることは、その分野では「有名」ではありますが、それを出来る人はごく一部です。(だから、お金持ちになれる人が少ない)本書はその方法を継続するために役立つ本だと思います。 2024年現在、新NISAのスタート…

成瀬は天下を取りにいく 著者:宮島未奈 出版: 新潮社

2024/3/7 近所の紀伊国屋書店で推薦されていたため購入してみました。 頭がよく緊張という概念のない少し変わった女の子「成瀬」が様々なチャレンジをしながら成長?していくお話です。中学生活と高校生活の話です。 成瀬が何をするのかと、ワクワクしながら…

累進課税と優越感や劣等感について

2024/3/5 ①遺伝は外見だけでなく、中も影響する。 身長が遺伝するのと同じように、能力や性格も遺伝します。つまり、あなたが運動できないのは人より努力不足ではないかもしれません。勉強ができないのは、努力が足りない訳ではないかもしれません。努力した…

アーモンド 著者:ソン・ウォンピョン 出版: 祥伝社

初版2019年 2024/2/25 2020年本屋大賞翻訳小説部門1位ということで読んでみました。 まず、当然ですが自分のことは棚に置いて書きます。ワールドカップ見ながら選手を批判するように。 「一番売りたい本」と帯にありましたが、個人的にはそこまでではなかっ…