「手紙屋」 蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙 著者:喜多川泰 出版: ディスカヴァー・トゥエンティワン

初版2007年

2024/3/27

 

手紙屋(就職活動版)が面白かったため、読んでみました。

 

何のために勉強をするのか・・・誰もが思ったことがあると思います。
本書はこの疑問に対して手紙屋の考えが書かれています。
受験生はもちろんのこと、社会人にも世代を問わずお勧めしたい本です。

 

私も同じようなことを考えてきて、本書に書いてあった内容と自分の考えが近かったので自分としても少し自信になりました。
ただ、参考になることが色々書いてありましたが、最近睡眠がうまく取れておらず頭が働いていない状態で読んだためかあまり覚えていないです。

 

自分の言葉も含めて印象に残っていることを書きます。

 

・過去の天才が人生をかけて明らかにしたものを、瞬時に得ることができる。
例:我々は高い所から鉄球を落とす実験をしなくとも、重力加速度が9.8m/s2であることを知っています。数分で学べます。
そういった意味で、大学までの勉強はコスパ最強です。
 
・勉強の目的は「貴方の将来のため」(より稼ぐため)などというスケールの小さな話ではなく、人のため、社会のため、地球のため。
例:出来ることが増えると、それに比例して社会への貢献度が大きくなる。より正しい選択ができる。
小さな例として、プラごみの日にペットボトル出している人がいますが、間違っています。(ペットボトルはプラスチックではない)。勉強をすることで正しい選択ができます。
勉強をして学べば、人に教えることができます。製品の開発や発明ができる可能性もあります。iphoneのような製品開発もできるかもしれません。

 

勿論、稼ぐチャンスは多くなりますし、騙されることも少なくなります。