バフェットとグレアムとぼく アリャマン・ダルミア著 阪急コミュニケーションズ 

2011年初版

 

バフェットとグレアムの書籍を13歳のインドの少年が読んで、その理解に対して記述された本です。自分なんかと比較するのもあれですが、自分が13歳の時を思い「すごいなぁ」と素直に感心しました。

ただ、神童と呼ばれている子でも大人になれば普通の人になるパターンの方が多いと思いますので、彼には本で得た知識を実践してバフェットを超えるような大金持ちになって、願わくば世界へ還元してほしいと思います。

 

書いていて思ったのは、大人になって普通の人になるパターンが多いのは、もしかしたら日本特有かもしれませんね。

サラリーマンになることが普通で、また、年功序列が根強く残っており若くして出世することは非常に限られていますし(優秀な人が出世するとは限りませんし)。

若い人が活躍しづらい社会だと思います。まぁ、年取った人が活躍できる機会はもっと少ないですが。

既得権益者がそのまま残る、閉塞した社会が問題ですね。

 

日本がイノベーションの起きるような、そんな国になってほしいです。それは、何歳になってからでもですね。

話は大分それるけど、芸人さん等を抱える会社に、芸人向けの起業セミナーとかやってほしい。芸人さんはアイデアあるしリスクを取れる性格だと思うので、社長に向いていると思う。起業のやり方を教えれば、上手くいく人の確率は一般の人よりも大きいと思う。

60歳で芸人を目指し、65歳で社長になる。そんな夢のある人生をもっと聞きたいです。元気づけられます。可能であるならば、自分も人を元気づけられるような人になりたいですね。

2023/9/3