2019年9月初版
様々な方からの相談に回答するものです。
自分と似た悩みを抱えている方はもちろんのこと、悩みが仮になくとも考え方の参考にもなります。
相談者に寄り添って真剣に回答されていることが伝わります。
著者は他にも人生相談の本を出されているようなので、読みたいと思いました。
2019年9月初版
様々な方からの相談に回答するものです。
自分と似た悩みを抱えている方はもちろんのこと、悩みが仮になくとも考え方の参考にもなります。
相談者に寄り添って真剣に回答されていることが伝わります。
著者は他にも人生相談の本を出されているようなので、読みたいと思いました。
2023年11月 初版
人生100年時代、かつ今後インフレが予想されている中、資産を守るためにも50歳からでも投資すべきと書かれている本です。
何を買うのか?
それは、全世界株のインデックスファンド。
どの本を読んでも同じような内容です。
もう世代に関わらず、標準解答みたいになってます。
投資詐欺にあわないためにも、投資で特別な情報など無いと言うことを理解することが重要だと思います。
ビジネスの世界であれば、〇〇さんだけが知っている。特別な人だけが知っている。とかあるかもしれません。
株の世界ではそれがありません。
厳密には、それはインサイダー取引といって犯罪になります。
もう、全世界インデックスファンド買っていればOKです。
そして、本屋で初めての投資などの入門書を1,2冊も買えば(むしろ、買うまでもなくネットで調べれば)、口座開設から購入まで全く1人でできます。
初版:2024年9月
とても示唆に富んだ本でした。
FIREしても、やる事が無く退屈。人への貢献も感じず、幸せにはなれない。
私も僭越ながら同じことを考えています。
資産所得で生活できたとして、退職後にその資産が減っていくことに耐えられるか。
仕事をしていれば無茶ぶりや苦手な人とのコミュニケーションなどもあるが、それが強制成長装置になっている。充実感を味わうことも無くはない。仕事をしなかったら人との接点がなくなったら、どうなるのか。と。
著者は30歳前にFIREした実体験から書かれているようです。
FIRE後もどうせ多くの人が仕事をする。(仕事をしないのは没頭できる趣味等がある特別な人だけ)
ただ、その仕事は給与の高さを考慮したFIRE前の仕事ではなく、自分が本心からやりたい仕事であるはず。
であるならば、適度な資産を達成したら、本心からやりたい仕事に注力すべきである。
例えば、月の生活費が20万円だとするならば、資産所得で全額確保しようとするとFIRE達成は困難である。できたとしても時間がかかる。
であれば、10万円を資産所得から、残りの10万円を「好きな」仕事から稼げばいい。
最初から好きな仕事で食べていけるならば、資産が無くとも、それはFIREしているのと同じである。(FIRE後も結局、好きな仕事をしているのだから)
個人的な所感として、好きな仕事が漫画家だとして、金にならない場合に資産所得のサポートが必要になってくると思うが、
STEP1:主の仕事+副業(漫画家)で、主の仕事で資産を確保していく
STEP2:資産がたまったら、資産所得+漫画家
のイメージである。最初は金になる仕事が必要だと思うが、そこは仕方がない。
多くの人は仕事が嫌いなのではなく、今やっている仕事が嫌いなのだ。
仕事の好き嫌いは業務内容の具体的な作業から決まる。
例えば、営業とか設計とかではなく、人と話すのが嫌いではない、数字を扱うのが苦にならない、とかそのレベルで選んでいくと、「嫌いな仕事」に就く可能性が減る。
本書は為になったが、1点だけ改善案がある。
それは、著者が若いためか、40代以降の人がほぼ出てこないことである。
FIREの定義として本当にearlyを設定しているようだが、一般的には仮に50歳でFIREしたとしても十分にすごいことだと思う。むしろ、定年後も働く人も多いことを考えると、55歳や60歳で仕事をしなくても生活できることは十分に豊かなことだと思うし、著者が指摘した仕事を失うことへの寂しさを感じ、むしろ早い時期での退職を望んでいない人も多いと思う。
主人公も最初はインデックスの積み立て投資でFIREを目指していたが、比較的高齢でFIRO(old)したパターンもあったなら全世代型の本になり参考にもなるので、その点があれば更に良かったと思う。
初版2023年12月
アカデミックの世界に進んでいる知り合いも多く、興味深く読めた。
本書は国際政治を専門とする教授の話だが、研究に関することがほとんど出てこなかった。図書館とか書籍を取り寄せるとかそんな話である。
私は理系なので、実験してデータを分析して研究論文を読んで・・・などをイメージしていたが、おそらくおなじ大学教員でも研究内容で全然違う世界なのだろうなと感じた。例えば、同じ営業職でも扱う製品で全然違うように・・・
本書で学んだことは、
・大学職員は博士課程を取って一人前。
・文系の大学教員は本を書かないと博士を取れない。
・博士になっても、大学教員になれるとは限らない。というかなれない人の方が多数。
・大学職員といっても、短大・無名私大<国立大<有名私大と給与は違う。
著者は短大→国立大→大型私大と着実に年収を上げているようですが、最初の短大と最後の大型私大では、年収は4倍以上違うように読めた。つまり300万円と1200万円。
・昇進したら降格はない。教授になったらそのまま。(研究も何もしない人もいるらしい)
大学教授への憧れはあるが、なるまでの競争が激しすぎると思う。
民家企業であれば、第一志望がだめだったら、中小企業に入るなど対応できるが、研究者はリカバリーがしづらい。〇〇大学がダメだったら、短大や高専へなど単純な話ではなく、その分野の研究者の募集が無ければ挑戦すらできない。
そして基本的には降格もクビも無い世界なので、席が空くかは運次第のところもある。
さらに言えば、これから少子化が進み、少なくとも日本では大学の数も減るはずである。
ただし、一度なってしまえば、一転して競争が無くなる。そんな世界と理解しました。
個人的に、40代で非常勤講師をしている知り合いもいますが、明るい未来を描けているのか・・・と感じました。
正直、一読した限りでは、やりたいことは当然見つからない。
車で運転中の主人公が、迷って途中で立ち寄ったカフェのメニューに書かれた3つの質問に対して自分なり回答していく形で物語が進みます。
なぜ、あなたはここにいるのか?
死を恐れているか?
今の人生に満足しているか?
は人生の目的
何をしたいのか?自分で選んでいるのか?
はやりたいことをやらずに終わることへの恐れ
やりたいことを後回しにしていなか
日々に満足しているか
給与や見栄など他人基準の成功を追っていないか
これらについて自問自答して、答えを見つけていくことになります。
そのために、必要になるのは経験や知識だと思います。
食べ物の好き嫌いだって、食べたことのないものは判断できません。
ただ、食べたことない料理であっても、果物や砂糖がかかっていたら甘い、真っ赤で唐辛子の乗ったものは辛い、など知識と想像でカバーできます。
自分のやりたいことは、様々な経験をして自分の好みの方向性を見出す。
大きなものがすきor嫌い、体を動かすのがすきor嫌い、などなど何でもいいと思いますが、これらを多数用意する。
これらの経験と、人から聞いた話や本やテレビなどを組み合わせることで、やりたいことがみつかるように思います。
2021年7月初版
いつか自分もお世話になるであろう、ケアマネージャーの話。
著者は、自己判断ではあるが多動症であり、学校の勉強はあまりできず40を過ぎるまで正規の職には就けていなかった。
本人の努力をしていないわけではなく、特徴として社会に受け入れられない辛さが伝わってきました。
もっと美形だったら、もっと痩せてきたら、もっと社交的であったら、もっと、もっと、と誰もが一度は思うだろうが、やはり受け入れられないのは辛いものです。
その後、ケアマネージャーとして正規職につき、やりがいをもって働かれて認知症など生活が難しい方のためにと頑張ってこられました。一読者としてもこれまでの苦労が報われたような気がしました。
ただ、色々職場を変えられ、いい職場もあったようですが、パワハラのような扱いを受けることもあり、こちらでも読んでいて苦しいものでした。
ケアマネジャーといっても方針がいろいろあるようで、利用者の利益をあまり考えない人もいるようです(ケアマネ全員が想いや知識がある訳ではない。利用者として納得できなかったらセカンドオピニオンを!)
人生は不平等なものだけれど、少なくとも誰もが敬意をもって扱われるべきだと思います。弱者であればなおのこと。
もし、私が認知症などの弱い立場になったとき、著者のような想いをもった人、苦労をして生きた人に担当になってもらいたいと感じた。
著者は執筆時点で65歳を過ぎていらっしゃったので、もう引退されているかもしれませんが、これまでに助けられた人は多かったと思います。
初版:2013年10月
株主優待の銘柄等は余りでてこないです。
著者のこれまでの半生が飾らずに書かれていて、非常に面白いです。
その人の一面だけ見ていては分からないこともあります。
今の楽しそうな?桐谷さんを見ていると、かつてリーマンショック時の信用取引で眠れないほど苦しんだり、プロ棋士になるまでの苦悩、なってからの状況など、苦労されてきたことがうかがえます。
特にプロ棋士になることは、東大に入るよりもずっと難易度が高く、すごいの一言ですが、やはり厳しい世界のようで桐谷さんはC級から上がることなく引退になったそうです。
資産も当初3億円(!? なぜこの資産があったのかは記載ありません)から、リーマンショックで5000万円まで1/6になったり、棋士としても思ったように活躍できないこともありました。
ただ、執筆当時にご自身の半生を振り返って、今はテレビや執筆、株主優待生活などで楽しいとしています。最後に「人間万事塞翁が馬」で締められています。
江頭2:50も嫌われ芸人でテレビの番組の終わりから仕事も減った状態だったが、今では人気Youtuberになり、同じ内容のことを言っていたようです。
芽が出ず苦労が多い日々であっても、人生何があるか分からない。
逆に、驕れるもの久しからず、でもあると思います。
希望のある良書でした。