著者は(ご自身が言うには)3流の大学を卒業後、食品メーカーに勤務されました。
話の流れ的におそらく大手の企業だと思います。
その後、結婚して子供が生まれましたが、離婚。
父子家庭となり、育児のため、時短勤務の定時退勤という状況になりました。
働き改革前。ちょっと厳しい状況だったと想像しますが、今では管理職になって部下もいるそうです。
このような人生が書かれた本は参考になりますが、気に入らない点があります。
これは著者というよりも編集のせいかもしれませんが、話を大きく見せようとしている点です。
例えば、帯には全財産90万円とありますが、これはほんの一時的な状況です。その状況はおそらく1か月もなかったのでは?と想像します。
あと、収入を低く見せたいためか、(こんな年収の低い私が2億ですよと言いたいためか)、年収ではなく、「手取り」年収で書かれています。
例えば、手取り年収400万円とか。
税や社保を考えるとおそらく500万くらいはもらっており、残業なしで比較的若いときにこれだけもらえてれば、そこそこ良い方だと思います。
こういった、気に入らない点はあれど、その後再婚して子どもにも恵まれた点などもあり、うまくいった例だと思います。
著者は集中投資で財を成しています。相当なリスクをとってこの資産になっています。
そして、本になるくらいレアケースです。
※本にもいろいろありますが、基本成功者しか本は出せませんし、成功者はレアです。
失礼ながら著者は勉強したとも書いてますが、専業投資家でもなく、自分から見ても普通の範囲の勉強だと思います。
ただ、多くの人がその普通の勉強ができていないため、結局は普通でなくなった?のか??
本書ではないですが、普通にやって時間をかければ数千万円の資産にはなるとも聞きますし・・・
話がそれましたが、通常は大きくリスクをとった場合、経済的には厳しい状況いなります。こちらが多数派です。
もちろん著者が努力はされたことは感じますが、率直に言えば、運に相当に助けられたように感じました。
2億を超えた現在は、配当株にも注力されたり、太陽光発電などにも資産を分散もされているようで、守備力は高いように思いました。
失敗することも、リスクをとることも必要だと思いますが、自己責任で。
仮に最悪のケースになったとしても、なんとか生活できるレベルのリスクにしてほしいですし、自分の場合それがどの程度のリスクなのかが分かることが初心者から「投資家」になる第一歩だと思います。






