2008年初版
2024/3/24
福の神に憑りつかれた、街の小さな書店の店長の話です。
様々な困難を乗り越え、自分の目指す姿に近づいていくお話です。
本書には、有名作家として著者(喜多川泰さん)が恐らく本人役で出てきます。
かなり良いポジションで出てきます(笑)
読んでいてご自分に自信があるんだろうなぁと感じました。
※私は著者の本が好きです。
著者の作品「運転者」「手紙屋」に比べると、少し物足りない感じがします。ここまで上手くいくかな・・・と疑問に思う点もなくはないです。
しかし、そこはお話しですし、小さな書店として成功することを考える時、立地や年代など状況は様々で、一つの決まった方法など無いでしょうし、良書だと思います。
特に自営業者の方などお勧めしたい本です。(自営業者に限りませんが・・・)
なお、福に憑かれるには、以下の方法があるとのこと、成長をしたい方は心にとめておいてください。私もメモ帳に書いて忘れないようにしたいと思います。
・人知れず他の人のためになるいいことをする
・他人の成功を心から祝福する
・どんな人に対しても愛をもって接する