ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 著:東野圭吾 光文社 

2020年初版 主人公は謎の多い元マジシャンです。 地方の温泉観光地で殺人事件があり、被害者の弟であるそのマジシャンが事件を解決していく話です。 主人公は、無礼でお金に対する執着が強く、恐らく私は親しくなれないタイプの人間ですが、離れたところから…

「手紙屋」 蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙 著者:喜多川泰 出版: ディスカヴァー・トゥエンティワン

初版2007年 2024/3/27 手紙屋(就職活動版)が面白かったため、読んでみました。 何のために勉強をするのか・・・誰もが思ったことがあると思います。本書はこの疑問に対して手紙屋の考えが書かれています。受験生はもちろんのこと、社会人にも世代を問わず…

「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣 著:喜多川泰 総合法令出版

2008年初版 2024/3/24 福の神に憑りつかれた、街の小さな書店の店長の話です。 様々な困難を乗り越え、自分の目指す姿に近づいていくお話です。 本書には、有名作家として著者(喜多川泰さん)が恐らく本人役で出てきます。 かなり良いポジションで出てきま…

「手紙屋」 ~僕の就職活動を変えた十通の手紙~ 著者:喜多川泰 出版: ディスカヴァー・トゥエンティワン

初版2007年 2024/3/21 恐らく多くの大学生は、何の指針もなく就職活動をしていると思います。それは、名前を聞いたことがある企業だからとか、先輩が就職した企業だからとか。 本書は就職する会社を選ぶ際の一つの考え方になるとても優良な本だと思います。…

運転者 未来を変える過去からの使者 著者:喜多川泰 出版: ディスカヴァー・トゥエンティワン

初版2019年 2024/3/15 私は、世の中はほとんどが運の良さで決まると思っていました。住んでいる場所、生きている時代、家庭の経済状況、健康、遺伝的な素養、出会う人などなど、ほとんどすべての事柄が運次第です。そして、運とは天から降ってくるようなラン…

技術士二次試験(上下水道部門)合格(2024年度)

2024年度の技術士二次試験(上下水道部門)に合格しました。受験される方への参考用に記載します。 状況・平成**年度に技術士(機械部門)に3回目の受験で合格(1回目口頭試験不合格、2回目筆記試験不合格、3回目合格)・令和5年度に技術士(上下水道部門…

成瀬は信じた道をいく 著者:宮島未奈 出版:  新潮社

初版2024年 2024/3/12 前作の「成瀬は天下を取りにいく」が面白かったため、購入。基本的に本は中古で購入していましたが、人気作で新しい本であったことから、手ごろな価格で入手できなかったため書店で購入。 今回は、成瀬の高校3年生から大学1年生までの…

JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則 ニック・マジューリ著 ダイヤモンド社

2023年発売 2024/3/8 投資信託を長期で買い続けることは、その分野では「有名」ではありますが、それを出来る人はごく一部です。(だから、お金持ちになれる人が少ない)本書はその方法を継続するために役立つ本だと思います。 2024年現在、新NISAのスタート…

成瀬は天下を取りにいく 著者:宮島未奈 出版: 新潮社

2024/3/7 近所の紀伊国屋書店で推薦されていたため購入してみました。 頭がよく緊張という概念のない少し変わった女の子「成瀬」が様々なチャレンジをしながら成長?していくお話です。中学生活と高校生活の話です。 成瀬が何をするのかと、ワクワクしながら…

累進課税と優越感や劣等感について

2024/3/5 ①遺伝は外見だけでなく、中も影響する。 身長が遺伝するのと同じように、能力や性格も遺伝します。つまり、あなたが運動できないのは人より努力不足ではないかもしれません。勉強ができないのは、努力が足りない訳ではないかもしれません。努力した…

アーモンド 著者:ソン・ウォンピョン 出版: 祥伝社

初版2019年 2024/2/25 2020年本屋大賞翻訳小説部門1位ということで読んでみました。 まず、当然ですが自分のことは棚に置いて書きます。ワールドカップ見ながら選手を批判するように。 「一番売りたい本」と帯にありましたが、個人的にはそこまでではなかっ…

昇進や昇格ができなかった人むけて(改訂版1)

今は昇進を希望しない人の方が多いようです。しかし、ここでは昇進できなくて残念に思っている人、悔しく思っている人に向けて、書きます。少しでも気持ちが和らげば嬉しいです。 なぜ、残念なのか。悔しいのか。 まず、気持ちの原因から考えてみます。おそ…

同志少女よ敵を撃て 著者:逢坂冬馬 出版: 早川書房

初版2021年 第二次大戦中のロシアを舞台としたお話で、主人公はロシアの女性狙撃兵です。 ロシアは日本から近い割には多くの日本人にとって馴染みの薄い国かと思います。 ちなみち、私はロシアが嫌いです。その理由は、ロシアへ一人で旅行した際にタクシーの…

かがみの孤城 著者:辻村 深月 出版: ポプラ社

初版2017年 最初の2ページ読んだ時点で、「学園ものか・・・面白くなさそう」と感じましたが、誤解でした。名作でした。 是非、前知識のない状態で読んでほしいです。有名な作品だけに、ネットではネタバレが多いので気を付けてほしいです。 今、学校に行け…

サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット モーガン・ハウセル著 ダイヤモンド社

初版2021年 ブログで書くことが無いほどの良書。 内容も読みやすさも抜群です。 もし、あなたがお金持ちを目指す普通の人であるならば買ってください。 サイコロジー・オブ・マネー――一生お金に困らない「富」のマインドセット 作者:モーガン・ハウセル ダイ…

頂きはどこにある?  著者:スペンサー・ジョンソン 出版: 扶桑社

初版2009年 以前、「チーズはどこへ消えた?」を読んだことがあり、それが良かったので同著者である本書を読んでみました。人生の山と谷(人生の順境と逆境)での対応について記載されているのですが、個人的な感想としては、抽象的で分かりにくかったです。…

TOEIC(第340回) 2023年12月10日午前

受験してきました。 730点(リスニング410点 リーディング320点) 英語は中学校からずっと苦手で、本当に苦労させられました。大学時に受けたTOEICが330点だった記憶あります。 それから随分と時間が経ちました。勉強したり、しなかったり。 モティベーショ…

夢をかなえるゾウ0(ゼロ) ガネーシャと夢を食べるバク  著者:水野敬也 出版:文響社

初版2022年 このシリーズは全部読みました。自己啓発系の本としては、読みやすさと実践のしやすさの点から最高峰の一冊だと思います。 ※大概、こういった本は読んだだけで満足し、99%の人が実践しないと思います。実は、私もその一人です。それでも、読みも…

バカと無知  著者:橘 玲 出版:新潮新書

初版2022年 興味深い一冊だった。人の思考の癖や傾向について、研究結果や歴史などに基づいて書かれています。自分では(ほぼ絶対に)気づかない。気づけない。 自分の発言や思考に気を付けたいと思う一方で、大多数の人たちが自分の思考の癖に気づけてさえ…

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話  著者:ヤニス・バルファキス 出版:ダイヤモンド社

初版2019年 期待が大きかった分、期待よりは面白くなかったですが良書です。経済を中心として、政治、社会などの歴史を踏まえて分かりやすく書かれています。 教養を高めるには最適の本かもしれません。高校生や大学生はもちろんのこと、社会人にも是非お勧…

テールゲートリフター特別教育(2023年11月)

※テールゲートリフターはトラック後部に装着する荷物積み降ろし用の昇降装置のことです。 2023年11月に受講しました。教育を受けたためタイトルにしたものの、書くことないです。 事故が多いから特別教育があるのだと思います。 データ上、確かに怪我等の事…

『お金持ち列車』の乗り方 すべての幸せを手に入れる「切符」をあなたへ  著者:末岡よしのり 出版:東邦出版

初版2019年 タイトルからしても著者の会社名からしても、一見して怪しい感じがする本です。しかし、書いてあることは参考になることも多いと感じました。 著者は一般家庭に生まれていますが、不動産投資で資産家になりました。その「考え方」が書かれていま…

雨上がりの川 著者:森沢明夫 出版:幻冬舎

初版2018年 ある女子中学生がいじめを原因で不登校になったことから、その父、母、関係する人々の視点それぞれで話が進んでいきます。 人との出会いによりその中学生が成長し、最終的には転校を選択しますが良い方向に向かっていく物語です。 いじめの所の話…

精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方 著者:樺沢紫苑 出版:きずな出版

初版2022年 精神科医が書いた本です。 You tubeでは時々動画を拝見し、勉強させて頂いてました。 本書は仕事よりも遊びが大切であると主張した本です。注意点は、遊び「も」大切ではなく、遊び「が」大切である点です。 OPEC加盟の国々に比較して日本人のフ…

アーク溶接等特別教育

2023年9月に教育を受けてきました 受講生は20代くらいの若い男性が多かったですが、50代に見える方も何人かいました。 女性は2人だけでした。 3日間の講習で座学が1.5日、残りの1.5日が実技です。 座学は以前の防じん特別教育でも記載しましたが、明らかに…

やさしくない日本の人々

日曜日の昼間、ショッピングモールの多目的トイレで人が倒れていました。 その倒れている人は、中学生か高校生くらいの男の子でした。 友人と二人でトイレに入っていたらしく、もう一人が倒れた人の名前を呼んで「大丈夫か」的なことを言っていました。 私は…

粉じん作業特別教育 体験記

粉じん作業特別教育を受けてきました。 講義のみで、1日で終わります。講義の初めにテキストは配られます。 終了のテストは無ありません。 黙って座っていれば教育終了です。 よって、私のいた会場では、寝ている人や他のことをやっている人が何人かいました…

バフェットとグレアムとぼく アリャマン・ダルミア著 阪急コミュニケーションズ 

2011年初版 バフェットとグレアムの書籍を13歳のインドの少年が読んで、その理解に対して記述された本です。自分なんかと比較するのもあれですが、自分が13歳の時を思い「すごいなぁ」と素直に感心しました。 ただ、神童と呼ばれている子でも大人になれば普…

TOEICが苦痛

今日2023年8月20日に何年かぶりにTOEICを受けてきました。 受験理由は、転職や昇格に有利になる可能性がある。通勤時の暇つぶしの一環。会社から受験費用に補助がでる。などの理由からです。 因みに、学生時代の一番の苦手科目は英語(と音楽)です。だから…

ブラック企業の思い出

私が新卒で入社した会社は、株式会社Hと言って、多くの人が知っている大企業でした。海外でも通じたので実際に知名度もあったのでしょう。 ただ、そこで私は以下のような環境で働いてました。 ・裁量など無いにも関わらず、1年目から裁量勤務制。 ・残業は…