アーク溶接等特別教育

2023年9月に教育を受けてきました

 

受講生は20代くらいの若い男性が多かったですが、50代に見える方も何人かいました。

女性は2人だけでした。

 

3日間の講習で座学が1.5日、残りの1.5日が実技です。

 

座学は以前の防じん特別教育でも記載しましたが、明らかにやる気のない人が何人かいました。

アーク溶接は危険作業であり、毎年のように死亡事故も出ています。

 

どういう原理になっているのか。どのような危険があるのか。など扱う者、あるいは管理する者として知っておかなければならないことです。

 

1日に8時間人の話を座って聞いているのは大変で、少しウトウトして寝てしまうこともあると思います。

しかし、「寝るつもりで寝ているのと、話を聞くつもりで寝てしまった」では同じ寝るでも全然違います。後者であれば何を聞き逃したのかテキストを見て補足したり、次は寝ないようにこれからしっかり聞こうと思うからです。

 

少なくとも、自分が現場の管理者だったら、講義を寝ていた人には任せられないです。

 

実技の実習が当然ですが、誰も寝ませんでした。自分が作業することは一番勉強になります。百聞は一見に如かず。百見は一体験に如かず。効果は抜群です。

 

ただ、危険は体験できません。事故起こして死んだらおしまいです。

よって過去の先人たちの犠牲を学ばせて頂くのです。こうやってアーク溶接作業だけでなく、職場環境も医療も政治さえも、少しずつ良くなっていくと思うのです。

 

勉強すること。酷いことやおかしいと感じることは声を挙げること。

貴方が我慢すれば終わりではなく、貴方が我慢すると他の誰かにもそれが続くのです。

 

もし酷い環境ならば、声を挙げて逃げましょう。

もう一度書きますが、貴方が先例の一つにならないよう勉強すること。私も勉強します。