本の評価:★★★☆☆: 心理学っぽい
評価基準
★☆☆☆☆:買ったことを後悔する
★★☆☆☆:部分的に面白い所もある
★★★☆☆:面白い
★★★★☆:とても面白い
★★★★★:保管して読み返したくなる
※独断と偏見です。
2020年初版
2023年3月28日記載
ドイツでは非常に売れた本らしいです。本書を読んでいて最初は心理学の本かと思いました。調べてみたところ、著者は作家兼起業家とのこと。確かに、起業家の方にはお勧めしたい本かもしれません。もちろん、立場に関わらず面白い本だと思いますが、特に何かの判断をする際の参考にしたい方にお勧めかもしれません。
本書は、思考の癖について書かれた本です。考え方の癖により、時に合理的な考え方ができないようです。その誰もがもっている「癖」について、本書では一つ一つ例を挙げて記載してあります。小説や調査レポート等と異なり、数ページでの一話完結型で、読みやすく書いてあります。説教臭くなく、ユーモアを交えて気づかされる構成になっています。自分が関心のあるところだけ読むこともできます。
何個か具体的な例を挙げて解説できれば良いのですが、もう既に忘れています。1週間くらいかけて少しずつ読んだためかもしれません。
本を読み返せば思い出せますが、今は自分にとって必要性が低い情報と脳が思ったのでしょう。今後、必要な時には思い出して助けてくれると期待しています。