本の評価:★★★★★: 面白くはないけれど、ためになります。
評価基準
★☆☆☆☆:買ったことを後悔する
★★☆☆☆:部分的に面白い所もある
★★★☆☆:面白い
★★★★☆:とても面白い
★★★★★:保管して読み返したくなる
※独断と偏見です。
初版2012年
2023年4月2日
タイトル通りの本です。
特に、「何となく株を買っている人」には読んでほしい一冊です。
私も初心者向けの株の本を何冊か読んでから株の売買をはじめましたが、本書は良書です。決算関係のページが良かったです。
決算のどこを見ればよいのか?どの数字を使えばどのようなことが分かるのか?等、具体的な例を挙げて説明されています。今後、読み返したいと思います。
これから株をはじめる方へ
本の感想ではないですが、これから株をやる方に一言です。
まず、証券口座を開いた方。それだけで資産運用行動力の上位50%には入っています。口座すら開かない方が大半だそうです。
そこで、株の売買をやった方。それだけでさらに上位30%に入っています。口座だけ作って何もしない方も多いようです。
ここまでは勉強無しで良いので行動してほしいです。ただし、株の購入については、しばらくはお小遣い程度の少額でやって下さい。
そのあとに、「何となく」ではなく、本書のような本を読んだりYou tubeなどで勉強したりして、後々に根拠をもって売買してほしいです。
勉強してから株買っても良いと思うのですが、自分事にするためにも勉強する前に最初に「少し」買うことをお勧めします。
泳げないけれど、とりあえずプールに入ってみる。
全く分からない範囲だけど、とりあえず過去問解いてみる。これが上達の近道です。
同じように、PERもチャートの見方も知らないけれど、とりあえず株買ってみる。
最後に、投資は自己責任であることを忘れないでください。
これは株を買う人に対する脅しというより、株を買わない人に対する警告と捉えて下さい。ただし、勉強とリスク管理ができる方に限る。
私が読んだのは「改定版」ではないと思いますが↓