本の評価:★★★☆☆
評価基準
★☆☆☆☆:買ったことを後悔する
★★☆☆☆:部分的に面白い所もある
★★★☆☆:半分程度は面白い
★★★★☆:面白い
★★★★★:保管して読み返したくなる
※独断と偏見です。
私が株に投資してから12年が経ちますが、かなり長い間「なんとなく」投資をしてきました。
もちろん、当初も本で勉強はしていましたが、素人が読んで実践できるようなベーシックな内容の本が、今ほど多くなかったように思います。
本書は、投資をこれからはじめようとする人はもちろん、私のように既に投資をしている人にも勉強になる本です。
受験でもそうですが、トップ5%の難関校を目指す人を除いて、応用問題や難問は解く必要がありません。基本問題や標準問題を落とさなければ一般的な難関校には合格できるためです。
資格試験も、応用問題はコスパが悪いため捨てる問題だと私は考えています。
投資も「上級者向け」の取引はしなくとも、一般的なお金持ちにはなれるだろうし、むしろ、私を含め多くの人にとって「上級者向け」の取引をしないほうがお金持ちになりやすいと感じます。基本的なことを愚直に続けた方が近道だと思うのです。
本書を含め、最近の投資関連の本の多くは、米国インデックス投資信託を勧めています。ですが、米国株人気はここ3,4年くらいのことだと思います。
10年前に米国株やっている人はかなり少数派だったと思います。
10年後にはどうなっているのか分かりませんが、勉強続けましょう。