バカの国 百田尚樹 新潮新書

本の評価:★(★)☆☆☆:3割でおなかいっぱいです。

評価基準

★☆☆☆☆:買ったことを後悔する

★★☆☆☆:部分的に面白い所もある

★★★☆☆:半分程度は面白い

★★★★☆:面白い

★★★★★:保管して読み返したくなる

※独断と偏見です。

2022年9月21日

 

中古で購入しました。

※私は、大体の本を中古で購入しています。

 

政府の対応やワイドショーなどで取り上げられる事件などについて、著者の意見を記載したものです。

本ではなく、SNSなどでタイムリーに都度見る分には良い。恐らく、そこらのコメンテーターの話を聞くよりもずっと良い。

 

著者に不備はない。ただ、本に纏めてしまうと全然面白くない。

内容からしてどうしても批判的な印象を受けるし、高い所から見ている印象を与えてしまうように感じる。

著者は様々な背景があることを理解した上で記載していることとは伝わってくる。しかしながら、他人から見たらバカなことだと映ったとしても、人には理解されにくい当事者なりの事情があることが多い。著者がそれを理解していることが分かったうえでも、やはりそう簡単にバカ呼ばわりしてはいけないと感じた。

 

自分の(小さな)領域だけで、簡単に人を判断しないこと。

これは、どんな天才や権力者にも同じことを言いたいです。どんな偉人だろうが、たかが人間1人。神様ではないのだから。

 

だからと言って、中立では議論が進まないので、ポジショントークの意味合いが大きいのだと思います。そこで、戻りますが、本にすると非常に良くない。後だしジャンケンで不満を言ってるように見えてしまうから。

 

評価しておいて申し訳ないですが、全部は読めなかったです。