顔ニモマケズ 文響社 著:水野敬也

本の評価:★★★★(★):保管して(ごくたまに)読み返したくなる

評価基準

★☆☆☆☆:買ったことを後悔する

★★☆☆☆:部分的に面白い所もある

★★★☆☆:半分程度は面白い

★★★★☆:面白い

★★★★★:保管して読み返したくなる

※独断と偏見です。

2022年9月13

 

何かにつけて、見た目が重要視されます。
恋愛はもちろん、就職でも不利に働きますし、友達も作りづらいかもしれません。また、裁判の判決にも影響があると聞いたことがあります。つまり、人間関係全般に影響があります。

人によっては、顔が良いだけで生きていける人もいると思います。
ルックスは一種の資産であると感じられます。ルックスに応じて税金をかけても良いと思えます。(恐らく、私は非課税です)

 

本書では「人とは異なる外見」を持った方々の話をインタビュー形式で記載しています。
皆さん大変に悩みながら生きてこられた方々です。
そしてこれからも、悩みながら生きていく。
「お悩み解決!」の自己啓発本とは違いますが、それだけに価値のある本だと思います。

特に、外見にコンプレックスを抱いている人に読んで頂きたいです。

 

一つだけ苦言を言わせてもらえるならば、本書に登場される方々は皆さん強く賢い。もちろん、初めから強く賢い訳ではなかったでしょうが、ずっと苦しんで光の見えない状態の方も多いはずです。可能であれば、そのような方々についての話も読んでみたかったです。

何度も読み返す・・・ではないですが、手元に置いておきたい本です。

 

世界は広い。
学校、職場、住んでいる街等が、あなたに合わないだけかもしれません。
日本を飛び出してもいいし、ネット上に新たな世界が広がっているかもしれません。
環境を変えれば自分も変わるかもしれないです。
ただ、環境を変えるよりも自分を変えたほうが安上がりなことの方が多いですが。

いずれにしても、知見を広める上で読書はコスパ良いと思います。