玉掛け技能講習体験記

玉掛け技能講習体験記

2023年1月に関東で「玉掛け技能講習」を受けてきたので体験記を記載します。

 

玉掛け技能講習とは
玉掛け技能講習」とは、クレーンなどの玉掛作業に従事するために必要な技能講習です。

技能講習は3日間行われます。
2日間が座学講習と筆記試験
1日間が実技講習と実技試験。屋外で実施します。雨天決行です。

 

難易度と試験の内容
私が受講した学校では累計で1000人以上の受講者がいたそうですが、最終的に不合格だったのは累計で10人以下だそうです。
その不合格だった方々は、素行が良くなかったため、ご退場頂いた方々だそうです。
つまり、普通にまじめに受講していればほぼ100%合格するようです。

筆記試験はマークシート方式で60%合格です。
講習中に試験に出るところを教えてくれるため、寝ていなければ合格できると思います。
実技試験は受講生3人1組で実施します。こちらも、講習中に何度も練習できるため、まず大丈夫だと思います。皮手袋が必要です。

 

アドバイス

これから受講する方に向け、3点ほどアドバイスします。

①座学で寝すぎないこと。
少し(10分とか)寝るのは全く問題ありませんが、寝すぎると試験に落ちる可能性があります。
②遅刻しないこと。
クレーンを扱う土地が必要なので、学校は基本的にはアクセスの悪いところにあります。初めて行く場所だと思いますので、時間に余裕をもって行動してください。
私は電車を乗り過ごして遅刻しそうになりました。
③できれば梅雨、真夏、真冬は避けること。
最後の技能実習は朝8時~夕方6時ごろまで一日中屋外で行われます。雨でも実施です。
私は1月に受けましたが、寒さで非常に辛かったです。
可能であれば、過ごしやすい気候の時の受講をお勧めします。

 

おわりに

私の場合は、自分が作業をするというよりも、監督などにより安全のための知識として知っておく必要があり受けました。
資格に合格はその分野の最低ラインである。との認識をもって、これからも学びたいと思いますし、ベテランの方々からは教えを頂ければと思っています。