タピオカ屋はどこへいったのか? 商売の始め方と儲け方がわかるビジネスのカラクリ 著:菅原由一 出版社 ‏ : KADOKAWA

初版 ‏ : 2024年2月

 

著者のyoutubeチャンネルの話が面白かったので、書籍購入してみました。

個人事業主や中小企業のオーナー(もしくはこれらを目指している人)向けの本ですが、普通のサラリーマンも面白く読めると思います。

 

ただ、視点は経営者向けですので、会社が儲かることを主眼においています。

コンビニのドミナント戦略(地域集中出店によって、特定地域のシェアを獲得する戦略)の説明が本書にはありましたが、疲弊しているコンビニ店長など労働者側の苦労は書かれていないです。

※この場合、コンビニ店長を労働者と表現するのは正しくないと思いますが、自社のコンビニの出店計画を自分で意思決定できないという意味で労働者側としています。

 

一読しまして、サラリーマンの自分としては古本屋に売却しました。

ただ、今後ますます一つの会社に定年まで勤める(務めることができる)ほうがレアケースになってくるのではないかと思います。自分が転職しなくとも、廃業・倒産、リストラ、企業の統廃合等様々なことがあると思います。

そのような時に選択肢の一つとして自営業者のカードがあると強いと思います。本書に限らず経営者マインドを持っておくことは良いことだと考えます。

2024年8月26日