2021年初版
2021年「このミステリーがすごい」大賞受賞作
綾瀬はるか主演でドラマ化もされたようです。
基本的に美男、美女は私は好きではないです。
彼・彼女らは自分がどれだけ運が良いかを理解せず、その立場のほとんどを努力によるものと勘違いしているからです。
本書の主人公も才色兼備の女性弁護士で、鼻持ちならない感じが好きではないです。
それは最初から最後まで好きでなかったですが、ストーリーはとても面白かったです。
特に最後の2割ほどの犯人が分かった辺りからのスピード感はすばらしかったです。
どの登場人物にも感情移入は出来なかったですが、自分と違う考え方をする人々対して少し寛容になれる 自分にとってはそんな小説でした。
みんな違ってみんないい。ただし、相手も同じ考えの人に限る。
自分はそんな感じです。
2023年8月9日